埼玉運輸支局 バス運転体験会＆企業説明会

埼玉運輸支局（支局長 團村 聡）と（一社）埼玉県バス協会（会長 金井 応季）は3月17日、東武バスウエスト㈱上尾営業所において、関東では初となる、退職予定自衛官及び任期付き自衛官だけを対象にした、「バス運転体験会＆企業説明会」を開催した。

体験会は大型バス運転体験（S字カーブ、L字カーブ、停留所停車）の他、運転手教育訓練車体験、高速バスでのEDSS（ドライバー異常時対応システム）の体験も含まれており、充実した内容の体験会だった。

今回自衛隊からの参加者は、陸上自衛隊大宮駐屯地、航空自衛隊入間基地所属の11名で、全員定年退職を予定している自衛官で、企業説明会には、西武バス㈱、東武バス㈱、朝日自動車㈱、国際十王交通㈱、イーグルバス㈱、国際興業㈱の6社が参加した。

金井会長は「今日の運転体験会、企業説明会を通じてバスのことについて、これをきっかけとして興味を持っていただきたい、知っていただきたい、そんな思いです。バスは生活になくてはならないものであります。日々の生活でバスが無くなったら、難儀をする人が多くいる産業であります。そして、仕事をしながらにして社会の役に立っていることを実感できたり、必要とされていると実感できる意外と少ない業種ではないかと思っております。これは私自身、自負をしているところです。今日の体験会をきっかけに興味を持っていただいて、是非とも皆様のお力を貸していただいてバスの業界をこれからもしっかりと盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」とあいさつ、埼玉運輸支局 堀越 千秋次長は「場所を提供していただいた東武バスウエスト様にはとても感謝している。今後もこの企画を続けていくよう努力していきます。また、今後はタクシーや自動車整備士ついても実施できればと思います。」と話した。