千ト協 車輪脱落防止及び日常点検実施要領講習会
(一社)千葉県トラック協会(会長 池田 和彦)は3月13日、専門学校千葉県自動車大学校(学校長 廣瀬 浩明)協力のもと、講師に廣瀨 浩明学校長を招き「車輪脱落防止及び日常点検実施要領講習会」を開催した。
講習会は座学1時間、実技2時間で行われ、座学では車輪脱落事故防止対策、日常点検実施要領、正しい車輪の取扱い、アルミホイールとスチールホイールの違いなどの講習を受け、後段の実技時に実際の車両を使い日常点検、タイヤの交換などを行った
廣瀨学校長は「何かいつもと違ったら工場に相談をしてください。今点検をしてもらう事で何ができるかと言うと普段の事故の防止になります。点検というのは予防接種と一緒で、インフルエンザになる前に予防接種をするとインフルエンザにかかった時に軽症で済む。車も同じです。定期点検をしてもらう事で事前に危ない物を交換しないとダメなんです。いつもと違う感じを察知しやすくするためにも点検が必要。車が止まってしまって他に迷惑をかけたり、最終的に損害賠償なんて事も防げます。点検にはお金がかかるが損害賠償を求められるよりかは安くすみます。何かあってからでは遅いので、何か気が付いたら工場にお問い合わせください。」などと点検の重要性を話した。
千葉県トラック協会からは「残念な事にまだまだ全国的に車輪脱落事故が発生しています。この時期はタイヤの履き替えによる事故が発生しやすい、しっかり日常点検実施要領を確認して車輪脱落防止に努めていただきたい。」と話があった。
点検の重要性を話す廣瀨学校長
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