自販連東京都支部 盲導犬貸与式

(一社)日本自動車販売協会連合会 東京都支部(支部長 加藤 和夫)は1月26日、ホテル雅叙園東京において「盲導犬貸与式」を行った。

今回、盲導犬を貸与されたのは竹村 雄一氏で、貸与された盲導犬は愛称セル君(牡)5歳のラブラドール・レトリバーで、育成・訓練には(公財)東日本盲導犬協会が行った。なお、自販連東京都支部から貸与された盲導犬は今回で6頭目になった。

加藤支部長は「竹村様にはパートナーのセル号と共に歩むことで、日常行動範囲が広がり、ますます充実した生活をお過ごしいただくよう祈念いたします。」と述べ、竹村氏からは「見えなくなって歩行速度が考えられないくらい遅くなりまして、自分のなかではそれがストレスでしたが、こうしてセルと歩かせていただけるようになってからは、見えていた時の速さにも、またそれ以上の速さでも、本当に安全に何の不安もなく、毎日笑いながら身体で風を切ってセルと歩かせていただいております。」「もっともっと盲導犬の凄さをアピールしていこうと思っております。」と謝辞を述べた。

この盲導犬貸与は1982年に全国2千社あまりの会員ディーラー、従業員を対象に盲導犬育成基金を計画し、一般の人からの協力も得て約1億2千万円の募金が得られ、その後1990年2月に厚生省の認可による公益信託自販連盲導犬育成基金を設立、盲導犬の貸与、助成事業を全国で本格的に開始、現在までに202頭の盲導犬が全国の視覚障碍者の方々のパートナーになっている。

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