令和7年度栃木運輸支局バリアフリーネットワーク会議
栃木運輸支局(支局長 栗田 英樹)は12月3日、栃木県自動車整備振興会教育会館において「令和7年度 栃木運輸支局バリアフリーネットワーク会議(座長 大森 宜暁:宇都宮大学地域デザイン科学部教授)」を開催した。本会議は、障害者団体、学識経験者、公共交通事業者、行政機関などが参加し、地域のバリアフリー施策に関する課題や改善策について意見交換を行うもので、平成22年度の第1回開催以来12回目となる。
会議では、宇都宮大学共同教育学部 長谷川 万由美教授による「化学物質過敏症」に関する講演が行われたほか、国のバリアフリー施策として、関東運輸局交通政策部 共生社会推進課 平井 靖範課長、および国土交通省関東地方整備局企画部 広域計画課 青木 正敏課長補佐より最新の施策状況が報告された。
その後の意見交換では、公共交通における案内支援や視覚・聴覚障害者への情報提供、タクシー利用時の案内方法、バス停環境、障害者割引制度など幅広い課題が取り上げられ、参加団体の意見に対し交通事業者から具体的な対応方針や今後の検討状況が示される場面もあり、活発なやり取りが行われた。(詳細は関東運輸広報12月11日号掲載)
挨拶する座長:宇都宮大学地域デザイン科学部 大森 宜暁教授
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