栃木運輸支局 黒磯板室ICで特別街頭検査を実施
関東運輸局栃木運輸運輸支局(支局長 栗田 英樹)は11月2日、自動車技術総合機構関東検査部、軽自動車検査協会、栃木県警察と合同で、不正改造車を公道から排除するため、黒磯板室インターチェンジにて特別街頭検査を実施した。
検査車両2台(四輪車2台、二輪車0台)
整備命令書交付1台(四輪車)
検査は午前7時から11時にかけて行われた。その結果、2台の車両を検査し、うち1台が不正改造車と確認されたため、運輸支局長名で整備命令書が交付された。
当該車両には、タイヤ・ホイールの突出、着色フィルムの貼付、騒音基準を満たさないマフラーの取付けという複数の不正改造が確認された。
整備命令書が交付された自動車の使用者に対しては、発令後15日以内に指摘された不正箇所に必要な整備を行い、最寄りの運輸支局または自動車検査登録事務所で車両の確認を受けるよう命じられた。
栃木運輸支局は、「引き続き、街頭検査の実施などを通じて不正改造車の排除に厳正に取り組んでいく。」としており、安全・安心な輸送環境の確保に向けた姿勢を改めて示した。
物流業界においても、車両の保安基準順守は安全運行、法令遵守の基本であり、不正改造は重大な違反行為となる。今回の合同検査も、その重要性を再認識させるものといえる。
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