埼玉運輸支局 蓮田サービスエリアで特別街頭検査を実施
関東運輸局埼玉運輸支局(支局長 高久 浩一)は、東北自動車道上り線 蓮田サービスエリア(SA)において、特別街頭検査を令和7年10月4日(土)の夜間から5日(日)未明にかけて実施し、不正改造車3台に整備命令書を交付しました。
この特別街頭検査は、自動車技術総合機構関東検査部、軽自動車検査協会、そして埼玉県警察と合同で実施されました。目的は、騒音などで周辺住民や一般ドライバーに迷惑を及ぼす不正改造車を排除することにあります。
検査は午後10時から翌午前2時まで行われ、合計10台(四輪車6台、二輪車4台)の車両が対象となりました。その結果、四輪車3台に不正改造が確認され、道路運送車両法に基づき整備命令書が交付されました。
主な不正改造の内容としては、最低地上高の不足、違法な灯火器の取付け、回転部分の突出などが挙げられています。
整備命令書の交付を受けた自動車の使用者は、15日以内に保安基準に適合するよう必要な整備を行い、最寄りの運輸支局などで車両の確認を受ける必要があります。
埼玉運輸支局は、「今後も街頭検査の実施などを通じて、不正改造車の排除に引き続き取り組んでいく」としており、安全な交通環境の確保に向けた姿勢を改めて示しました。
不正改造は、車両の安全性を脅かすだけでなく、騒音などで社会的な迷惑行為にも繋がります。ドライバーは改めて保安基準の順守を徹底することが求められます。
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