令和7年度自動車運送事業運転者群馬運輸支局長表彰
関東運輸局群馬運輸支局(支局長 堀越 千秋)は9月25日、群馬交通運輸会館において、「令和7年度自動車運送事業運転者群馬運輸支局長表彰式」を挙行し、長年にわたる無事故・無違反を達成した40名(バス部門9名、貨物部門31名)を表彰しました(受賞者は10月2日付関東運輸広報に掲載)。式典には群馬県警察本部の齊田 斉交通部長、(一社)群馬県バス協会から佐藤 俊也会長、(一社)日本陸送協会関東支部 桑野 肇副支部長ら多数の来賓が出席し、受賞者の功績を称えました。
堀越支局長は式辞で、「ただいま受賞された皆様は群馬県下の旅客自動車運送事業、または貨物自動車運送事業の事業用自動車の運転者として、大変厳しい交通環境の中であっても優れた運転技術を礎に、日々冷静で的確な認知、判断、操作を実践され長年に渡る無事故無違反はもちろんのこと、職務に求められる輸送サービスへの対応などにおいても優秀な成績を挙げてこられた方々であることから、本日受賞となったものであります。皆様の長きに渡るたゆまぬ努力と件のご苦労に対しまして改めて敬意を表する次第でございます。」と述べた。また、式辞の中で、堀越支局長は県内の交通状況にも触れ、令和6年度に発生した事業用自動車による重大事故が前年度より増加し、72件に上っている現状を報告。この状況を重く受け止め、関東運輸局が策定した「事業用自動車総合安全プラン2025」に基づき、官民一体となって事故削減に取り組んでいく方針を示した。また、事故防止には現場で働く運転者の協力が不可欠であるとし、今回の受賞者に対し、「長年培った経験と技術を活かし、職場の模範として、また後進の指導者として、引き続き交通安全に貢献してほしい」とさらなる協力を呼びかけた。受賞者を代表してあいさつに立った㈱小澤運送店の天田 浩義氏は、この受賞を励みに、今後も安全運転に努め、社会に貢献できるよう精進したいと決意を述べた。
開式の辞を述べる西田首席運輸企画専門官
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