神交共 第28回臨時総代会

神奈川自動車交通共済協同組合(理事長 高橋 浩治)は8月5日、神交共ビルにおいて「第28回臨時総代会」を開催し、基本共済掛金を含む共済契約制度の見直しについてを上程し承認された。第1号議案自動車共済規程の一部改定については、自然災害の増加や物価高騰、修理費単価増により大手損保会社が2025年1月から自動車保険料率を引き上げを実施、神交共についても同様に支払増加要因が数多くあり、加えて民法(債権法)改正により法定利率の引下げによる支払額増加も顕著となり、決算状況は悪化の一途を辿っているとし、本年10月より基本共済掛金を含む共済制度の見直しを図り、事業基盤の安定と業績回復をはかっていきたいとした。

高橋理事長はあいさつで、4月から7月まで死亡事故が無かったことにふれ、「これをしっかり継続していくことは我々にとって一番大事ですし、神奈川県の交通共済、死亡事故を無くしましょう!死亡事故をゼロにしましょう!というキャッチフレーズのもとにやってきてますが、なかなかそれが達成できない。今年はこのまま死亡事故ゼロでしっかりと達成をみんなで目指していきたい。」と述べた。

基本共済掛金の改定は対人共済で基本引上率3%、搭傷共済は据置き、対物共済で8%、車両共済で5%の引き上げなどを決めた。また、ゴールドGマーク割引、心神喪失等による事故の被害者救済費特約、けん引自動車の対物賠償に関する特約を新設、対物賠償損害に関する火災・爆発・漏えい危険のみ高額担保特約の廃止も決めた。

関東運輸広報

昭和24年より発行する国土交通省 関東運輸局の広報誌

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