神ト協 第52回通常総会
(一社)神奈川県トラック協会(会長 吉田 修一)は6月6日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにおいて第52回通常総会を開催、上程された議案、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの計算書承認、理事2名の選任、監事1名の選任の3議案が審議され、全議案承認可決した。また報告事項として、令和6年度事業報告、公益目的支出計画実施報告、令和7年度事業計画及び収支予算の内容報告があった。
令和7年度事業計画では、本年4月に改正物流法(流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律)が施行され、契約時書面交付、実運送体制管理簿などの義務化など、荷主・物流事業者に対する規制的措置を導入することにより荷待ち・荷役時間の削減や多重下請け構造の是正等を推進していくこととなってることから、神奈川県トラック協会では引き続き会員重視を基本とし、令和7年度は「あたりまえを、あたりまえに」をキーフレーズに、標準的運賃を収受に向けた取引環境の改善を推進するための広報活動、深刻化している人材確保対策を重点とし、交通事故防止対策他10項目の重点施策を掲げた。
来賓には関東運輸局 藤田 礼子局長、同自動車交通部 矢吹 尚子、同自動車交通部貨物課 杉田 美千代課長、同神奈川運輸支局 柳瀬 光輝支局長、その他神奈川県警、神奈川労働局ら多数の出席があった。
来賓あいさつをする藤田関東運輸局長
また、総会受付箇所にて「生命のメッセージ展」を開催し、交通事故など暴力的に生命を奪われた犠牲者の方々の等身大の人型と遺品の靴が並べられた。
人が暴力的に生命を奪われることなく精一杯生きることが出来る社会を夢見ています。
戦争はない、殺戮はない、犯罪はない、被害者の生まれない世界。
しかし現実には多くの生命が犯罪や社会の不条理のもとに生命を断ち切られています。
ひとつとして忘れることの出来る生命はありません。
彼らの生きた証を私たちがたどれば亡くなった生命がそのことを教えてくれるはずです。
メインの展示は犠牲者一人ひとりの等身大の人型と彼らの遺品の「靴」。靴は彼らの生きた証の
象徴です。
人型には一人ひとりの素顔や遺された家族の綴ったメッセージが添えられています。
多くの人々が現実を知り生命の重さを考えてもらうために、日本全国、そして世界各地へと
巡回展をしています。
私たちは人型となった犠牲者たちのことを、生命の大切さを伝える「メッセンジャー」と呼んでいます。
一人でも多くの人が「メッセンジャー」に出会って頂きそのメッセージをうけとめて頂きたいと
願っています。
「生命のメッセージ展」で蒔く種は
人々に育まれ受け継がれ
その実は生きる喜びに満ちあふれ
未来の生命の糧となる
つながれ つながれ いのち
メッセンジャーたちは無言の語り部
断ち切られた生命たちが伝える
かけがいのない生命の輝き
つながれ つながれ いのち
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