埼ト協 事故防止セミナー
(一社)埼玉県トラック協会(会長 瀬山 豪)は4月10日、埼玉県警察本部から講師を招き「事故防止セミナー」を開催した。
前段では「令和6年中の交通死亡事故の特徴について」と参加者が酩酊体験ゴーグルを着用しての飲酒疑似体験、後段は「マイナンバーカードと運転免許証の一体化について」の講義が行われた。
埼玉県は4月9日現在、交通死亡事故で37名が亡くなられていて、47都道府県中37位と非常に多い状況にある。1位は神奈川県で44人、2位が東京都の40名、3位が埼玉県と千葉県で同率3位となっている。埼玉県は昨年に比べプラス14名という状況で非常に多く発生していることから、担当講師からは「統計上一番多く事故にあわれるのは高齢者、そして歩いている時が最も多いので、高齢者・歩行者というのを頭に入れておき、注意して運転してほしい。」と注意喚起があった。また、酩酊体験ゴーグルをつけての飲酒疑似体験では、ほんの短い距離でも参加者全員が真っ直ぐ歩くことができず、担当者から「絶対飲酒運転は非常に危険です。絶対やめてほしい」と強くお願いがあった。
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