令和6年度第2回千葉県貨物自動車運送適正化事業実施機関 評議委員会
千葉県貨物自動車運送適正化実施機関(本部長 池田 和彦:千ト協会長)は3月19日、ポートプラザちばにおいて「令和6年度第2回千葉県貨物自動車運送適正化実施機関 評議委員会(委員長 味水 佑毅:流通経済大学流通情報学部教授)」を開催し、令和6年度活動状況、安全性評価事業及び適正化事業の概要の動画作成したことの報告と審議事項である令和7年度事業計画についてを承認、千葉運輸支局から重大事故等の報告があった。(詳細は3月27日関東運輸広報に掲載)
開会にあたり池田本部長は「ドライバーの時間外労働の上限規制、物流の2024年問題に直面しております。さらに2030年に繋がる由々しき問題も抱えております。規制緩和により過当競争の状態となり、まじめな事業に取り組んでいる事業者が、しっかりとした運賃、料金を収受しドライバーの賃金に反映できるようにするためには規制緩和の状態が下請構造の適正化への対応を行わなければ、さらに人手不足や荷物が運べない、届かないという最悪な状況になりかねない。」と述べ、味水委員長からは「荷主の皆さんに適正な商慣行をお願いするためには、物流事業者自身が適正な事業環境を整えなければいけない、それを我々は支えていかなければならない。」などとあいさつがあった。
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