埼ト協 令和7年新年賀詞交歓会並びに令和6年度陸運関係表彰受賞者合同祝賀会
(一社)埼玉県トラック協会(会長 瀬山 豪)は1月16日、浦和市内において「令和7年新年賀詞交歓会」並びに「令和6年度陸運関係表彰受賞者合同祝賀会」を開催した。
挨拶に立った瀬山会長は「皆さん新年明けましておめでとうございます。
本年は2024年問題、スタートの年です。ここ数年国土交通省始めとする各機関のご協力をいただきまして、業界を取り巻く環境は明らかに良い方向に進んで参りました。昨年11月よりトラックGメンがトラック物流Gメンに改組され166名の増員、360名体制で業界を注視いただいております。燃油価格激変緩和対策も2022年から始まって、大きな変化がないように燃油価格を緩やかなカーブで抑えていただくこととなってきました。また埼玉県持続可能な物流確保に向けた共同宣言にも参加し、各市町村から様々なご支援ご協力をいただいた結果、おかげ様で標準的な運賃の届出も、そして価格協議も進み、十分とは言えませんが明らかに運賃が上がってまいりました。これまでの皆様のご支援にお応えできるよう、今まで以上に価格転嫁の推進に努め業界の改善に努めてまいります。
また、埼玉県トラック協会は本年50周年という、社団法人認可50周年という年になりました。従業員研修や適正化事業の推進、あるいは交通安全大会や防犯ブザー等、従来の事業に加えて50周年記念式典、災害物流専門家研修、マネージメントアカデミー、トラックファミリーフェア等、新たな事業を実施する他、事業者研修の刷新にも努め、この3月にはアジアにおける流通物流研修も予定しております。年末に防災対策への取組と今後の課題・展望として、大野知事にご協力いただき、その対談が本日16日、今朝の埼玉新聞の紙面に載りました。
公益な物事を成していくためには何をやるのかが明確であること、人の助けが受けられること、未来に繋がる内容であること、社会情勢に協調していることと、いくつかの要素がそろったと考えています。このところトラック協会の役員の皆様に話していることが、茨城県や群馬県のような災害時に対応できる大規模防災拠点を兼ねる協会本部の検討、こんなことを話しております。役員、業界の皆様のご理解、ご協力で、そんなトラック協会を目指して、埼玉県トラック協会が目指していければと願っております。
本年は乙巳、これまでの準備や努力が実を結び始める時期だそうです、であれば私どもはこれまで大変努力をしてきたと思います。皆さんにとって必ずや実を結ぶ年になるはずです。そのことを年頭に祈念申し上げて新年のあいさつとさせていただきます。」と抱負を述べ、埼玉県トラック協会の顧問である鳥居 伸雄氏による乾杯の音頭で歓談に移り賀詞を交歓した。
なお来賓には関東運輸局自動車交通部 矢吹 尚子部長、埼玉県大野 元裕知事、埼玉県警察本部 荻野 長武交通部長、埼玉労働局 稲葉 典行労働基準部長の他、関係行政機関、関係団体等多くの方が出席した。
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