東京自整振 令和6年度通常総会

(一社)東京都自動車整備振興会(会長 足立 篤司)は、6月20日、京王プラザホテルにおいて令和6年度通常総会を開催、議案の令和5年度事業報告案及び決算報告案、任期満了に伴う役員改選の件を審議し承認、令和5年度公益目的支出計画実施報告があった。

 足立会長はあいさつで、「令和2年4月より特定整備認証制度は本年3月末をもって経過措置期間が終了し、4月から制度運用が本格化してきた。新型車への衝突被害軽減ブレーキの搭載義務化に加え、前方監視装置に備える前面ガラスやバンパーの脱着が対象となっており、今後事業を継続していくには電子制御装置整備の認証が必要不可欠である。本年度も引き続き整備主任者の資格取得開催や認証申請支援等を通じ、事業継続を支えていきたい。」などとあいさつ、令和5年度事業報告では、新車への代替停滞に起因する車齢長期化に伴うメンテナンス需要の増加や交通量の増加に伴う事故整備売上高の回復が見られた。加えて過去最大となった継続検査台数をはじめとした法定需要に支えられ、総整備売上高は前年比.9%増となる5兆9,072 億円となり2年連続増加。「自動車特定整備事業実態調査」では、整備要員1人当たりの平均年間総給与額は前年度比4.47%増となる511 万3,000 円を示したなどと報告があった。

来賓には、関東運輸局 勝山 潔局長、同自動車技術安全部 大森 隆弘部長、同 黒田 隆行整備課長、東京運輸支局 織田 陽一支局長ら多数の出席があった。

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