第14回トラック輸送における取引環境・労働時間改善茨城地方協議会
(一社)茨城県トラック協会(会長 小倉 邦義)、茨城労働局(局長 下角 圭司)、茨城運輸支局(支局長 古賀 重徳)は3月24日、ホテルテラス ザ ガーデン水戸において第14回トラック輸送における取引環境・労働時間改善茨城地方協議会(座長 流通経済大学流通情報学部 矢野 裕児教授)を開催、加工食品、飲料・酒の輸送に関する労働時間の実態調査の結果や今後の協議会における方針などを報告した。
下角茨城労働局長からは「トラック運転者の働き方改革にとっては大変重要な1年になってくるかと考えています。これまで道路貨物運送業につきましては、他の業種に比べて長時間労働が多い、そしてまた過労死等の労災支給申請件数も多い状況ということになっており、こういった状況が人材確保をより難しくし、このままでは国民生活、経済活動を支える物流という社会インフラの維持が困難になるのではないか、と危惧されています。一方で、トラック運転者の長時間労働を改善するためには、これは個々の事業主の努力だけでは見直しが困難であるということで、発荷主、あるいは国民も含めた着荷主の皆様のご理解、ご協力をいただきながら、取引慣行を見直していくということが必要不可欠。」などと話しがあり参加者からは活発な議論が交わされた。(詳細は関東運輸広報3月30日号)
0コメント