埼玉県ハイヤー・タクシー協会 新専務理事に小池氏が就任

埼玉県タクシー協会・小池毅氏が就任の抱負

「東京での10年と行政経験を生かし、地域性に寄り添うサポートを」

埼玉県タクシー協会の新専務理事に、小池 毅氏が就任した。行政での経験に加え、国内最大の激戦区である東京のタクシー業界で約10年間にわたり手腕を振るってきた、まさに「業界のプロフェッショナル」である。18年の長きにわたり協会を支えた前任の高原昭専務理事の後を継ぐ小池氏に、就任にあたっての決意と今後の展望を聞いた。

〇東京と埼玉の「地域性の違い」を深く学ぶ

小池氏は冒頭、「皆さんにお話ししていることですが」と前置きした上で、自身のこれまでの歩みを振り返った。行政でのキャリアと、東京のタクシー業界で培った10年の経験は、新天地である埼玉県でも大きな武器になることは間違いない。

しかし、小池氏は決して奢ることはない。「埼玉と東京では、タクシーを巡る地域性が全く異なります」と分析する。大都市圏のビジネス・観光需要が中心の東京に対し、埼玉にはまた独自の生活路線や地域に根ざしたニーズがある。小池氏はまず、その「地域性の違い」を徹底的に勉強することから始めるという。

「前任の高原専務が18年という長い歴史を築いてこられました。そこに一歩で到達するのは容易なことではありません。だからこそ、少しずつ、一歩一歩着実に歩みを進めていきたい」と、前任者への敬意を払いつつ、堅実な姿勢を崩さない。

〇会員企業のために、早く役に立ちたい

インタビュー中、小池氏が何度も口にしたのは「会員の皆様のお役に立ちたい」という強い言葉だ。「一日も早く業務に慣れ、会員の皆様の力になれるよう努めていきたい」と語る表情からは、新専務理事としての強い責任感がにじむ。変化の激しい現代の交通インフラにおいて、事業者に寄り添う舵取り役としての期待がかかる。

〇親しみやすい素顔、ゴルフを通じた交流にも意欲

生真面目な仕事ぶりの一方で、プライベートの話題になると柔和な笑顔を見せた。

趣味はゴルフで、現在は月に2回ほどコースを回るのが何よりの楽しみだという。「それ以外の休日は、本当に家でゴロゴロしているくらいで、他にこれといった趣味はないんですよ。」と、親しみやすい一面ものぞかせる。

今後の抱負として、「埼玉県のタクシー業界の皆様、関係者の皆様と、機会があればぜひゴルフをご一緒させていただき、親睦を深めたいですね。」と語り、スポーツを通じた会員とのネットワーク作りにも意欲を示した。

行政と現場を知る男が、埼玉の地でどのような新たな風を吹き込むのか。小池新専務理事の「一歩一歩」の歩みに、業界内外から大きな注目が集まっている。

略歴

小池 毅 1963.4.5生

昭和57年4月 運輸省入省 千葉県陸運事務所に配属

昭和60年4月 東京運輸支局旅客課

昭和63年4月 関東運輸局自動車交通部旅客第二課

平成12年4月 埼玉運輸支局所沢自動車検査登録事務所

平成18年4月 関東運輸局自動車交通部旅客第二課調査運賃係長

平成21年   関東運輸局自動車監査指導部 自動車監査官

平成22年   関東運輸局企画観光部国際観光課 課長補佐

平成27年4月  退官

平成27年7月 東京ハイヤー・タクシー協会 業務部

令和8年5月  埼玉県ハイヤー・タクシー協会専務理事

関東運輸広報

昭和24年より発行する国土交通省 関東運輸局の広報誌

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