栃木運輸支局 EVバスと福祉タクシーで体験教室開催
見て、乗って、身近に感じるバリアフリー
関東運輸局栃木運輸支局(支局長 栗田 英樹)は5月17日、宇都宮城址公園で催された「フェスタmy宇都宮2026」において、(一社)栃木県バス協会(会長 吉田 元)と(一社)栃木県タクシー協会(会長 君島 孝明)の協力のもと、バリアフリー教室を開催した。
本教室は、誰もが公共交通機関を円滑に利用できるよう、施設整備などハード面のバリアフリーだけでなく、手助けがしやすい環境づくり、いわゆる「心のバリアフリー」の理解促進を目的に実施されたもの。当日は、協会会員事業者である、関東自動車(株)、北斗交通(株)、今市タクシー(株)が協力した。
会場では、バリアフリー化されたバスとリフト付き福祉タクシー車両を使った乗降体験が行われた。来場者は、普段間近で見る機会の少ないバリアフリー対応車両に触れ、車内の構造や乗降時の支援方法を確認しながら、公共交通を利用する際の配慮や支援のあり方について理解を深めた。
バスの体験では、車体に「Made in Utsunomiya Tochigi」と記された関東自動車の赤いEVバスを使用。乗降口にスロープを設置し、車いすやベビーカーがそのまま乗り込める構造を紹介した。車内には車いすを固定できるスペースも設けられており、来場者は乗降時の流れや安全確保の方法を確認した。また、子ども向けにはバス運転手の制服を着用して記念撮影できる企画も行われ、クリアファイルやシールなども配布された。
タクシーの体験では、リフト付き福祉タクシーなどを使用し、車いすのまま乗降できるリフトやスロープの操作を紹介。参加者が車いすに乗り、介助を受けながら車内へ乗り込む流れを体験し、来場者は車いす利用者がタクシーを利用する際の乗降支援について理解を深めた。
栃木運輸支局 諏訪 和義首席運輸企画専門官は「今後も自治体、関係団体、交通事業者と連携しながら、高齢者や障害のある人をはじめ、すべての人が安心して公共交通を利用できる環境作りに向け “心のバリアフリー” の普及啓発を進めていきたい。」と話した。
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