群タ協 第53回定時総会

(一社)群馬県タクシー協会(会長 清水 憲明)は6月17日に磯部ガーデン(群馬県安中市)において第53回定時総会を開催し、上程された令和6年事業報告、収支決算、令和7年度事業計画、収支予算、役員の改選についての5議案全てを承認、役員の改選では、現会長である清水 憲明氏が会長に再任した。

清水会長は会長再任にあたり、「コロナが収束し、インバウンドが復活する状況のなか、タクシーの供給力不足が指摘されております。協会としましては人材を育成し、供給力を確保するため、交通DX、GXによる経営改善支援事業のLPガスの価格高騰分の支援等、国の様々な支援を活用しながら人材を確保し、供給力アップを図っていきたい。」などといさつした。

令和7年度事業計画では、利用者に対するサービス向上を図り、タクシーの公共交通機関としての社会的使命の達成と利用者の信頼を確保するため、運輸局をはじめとする関係機関を緊密な連携のもと下記の諸施策を重点的に推進するとした。

1、一昨年改定された運賃に基づいた「労働条件改善状況調査」の公表したことに伴い、6年度実績による運賃改定に向けて調査研究を図る。2、スマートフォン (アプリ) を利用したGunMaaS(グンマース:統合型移動サービス) を県や市町村と連携のもと県内全域への拡充を図る。3、ライドシェア新法等 「白タク行為の合法化」を断固阻止し、併せて 運転代行業や悪質なNPO等による有償行為等の「白タク行為」撲滅に向けて、関係行政機関と連携のもとに対処するとともに、業界としても、デマンド輸送等の新交通システムの調査研究を行う。他 8項目。

来賓には関東運輸局 群馬運輸支局 堀越 千秋支局長、同 西田 剛士首席運輸企画専門官の他、群馬県警察本部、群馬労働局ら多数の出席があった。


来賓あいさつをする堀越群馬運輸支局長

関東運輸広報

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