自販連東京都支部 脱炭素コミュニケーター養成研修会

(一社)日本自動車販売協会連合会東京都支部(支部長 加藤 和夫)と(一社)地球温暖化防止全国ネット(理事長 高田 研)は6月27日に東京都都内において、脱炭素コミュニケーター養成研修会を開催した。この要請研修会は、脱炭素社会の実現に向けた活動をけん引する人材、地球温暖化対策計画に基づく温室効果ガス削減を推進していく人材、2050年カーボンニュートラルの実現に向け具体的に取り組める人材などを育成する場で、今回第1回目となる。

研修会はカードゲーム方式で、参加者4人1組で政府、食品メーカー、電力メーカー、IT事業者など12の職種に分かれ、ゲームの中で日本チームとして2050年カーボンニュートラルに向けて、カードを使い温室効果ガス削減に取り組む方式となっていて、各事業者が色んな施策を駆使し2050年に温室効果ガスゼロに向けてゲームを行った。

今回は結果、温室効果ガス削減はできなかったものの、参加者は「次行う時はもっとしっかり考えて削減させたい。」となどと話した。

加藤支部長は、「この研修会はカーボンニュートラルと経済活動の関係性を実体験して、なぜ、カーボンニュートラルに取り組む必要があるのかをしっかりと理解していただくことで、組織としての活動だけでなく、個人が協力して取り組むことの重要性を学び、今日から始まる脱炭素に向けた活動の一歩としていただきたい。」と話した。

研修会後段では、環境省地球環境局デコ活応援隊 飯田 希代美隊長補佐から「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動“デコ活”について」、関東運輸局交通政策部 吉村 学次長から「国土交通省における運輸部門の環境対策について」、(公財)東京都環境公社温暖化対策推進課モビリティチーム 三木 敬太主事から「東京都におけるZEV普及促進事業の概要について(EV・PHEV・FCV」などの講演・講義があり、最後に脱炭素コミュニケーター認定テストが行われ閉会した。


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