東個協共済 第46回通常総代会

東京都個人タクシー協同組合(理事長 田中 映二)は5月29日に個人タクシー会館において、第46回通常総代会を開催し、上程された第1号議案 令和5年度事業報告および決算関係書類の件から第11号議案 役員選任の件までの11議案について審議し全議案承認可決した。また、総代会終了後に理事会において、新理事長に長岡 勝商氏(野方支部)が選任された。

令和6年度事業計画では、事業用自動車総合安全プラン2025に則り、飲酒運転の撲滅、健康起因事故防止を啓発し、タクシー業界として事故削減目標ができるようサポートし、組合員の減少に歯止めがかからない現状を打破すべく、Uターン・Iターン開業も含め、組合員増加のための検討を続け、安定した組合運営を目指すとし、1 適正賠償 2 事故防止 3 その他の取組み 4 関係団体との協力 5 事務局の5項目を挙げ、1の適正賠償では、先進安全技術の向上や自動車用エネルギーの多様化により高額化する対物賠償、車両共済に対応するため、渉外職員は必要な知識及び技術を習得し適正額で損害協定をし、共済金の支出を圧縮する。また対人賠償においては渉外職員を日本損害保険協会が実施する医療研修等に積極的に参加させるなど法的、医学的な知識を獲得し、適切な賠償額で解決することにより共済金の支出を抑制するとした。また、関係団体との協力では、都内の個人タクシー交通共済間の「事故情報データの利活用協定」に基づき、関係者が一体となって事故防止に取り組むなどとした。

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