車内事故防止啓発活動を実施しました ~走行中の車内移動は危険です。ドアが開いてから席をお立ちください。~
関東運輸局は、走行中に乗合バスの車内を移動した乗客が転倒し、骨折等負傷される車内事故を減らすことを目的に、関東地区バス保安対策協議会と協力し、車内事故防止に関する啓発活動を主要ターミナル等で実施しました。
〇走行中のバス車内を移動した際に、転倒等により多くの方が負傷されており、そのうちの5割が高齢者(65歳以上)となっています。
【参考】関東管内における車内事故件数(2016 年~2020 年) 425 件(警察庁「交通事故統計」より集計)
〇車内事故防止に関する啓発活動として、関東地区バス保安対策協議会と協力し、12 月7日~24 日の間(計 19 回)、高齢者の方を中心に約 4,500 人の方に啓発用クリアファイル型ビニール袋等を配布し、車内事故防止についてのお願いを実施しました。
〇関東運輸局では、引き続き、「関東地域における乗合バスの車内事故を 2025 年までに 20 件以下にする」目標の達成に向け、関係事業者と連携・協力して、乗合バスの車内事故防止対策を推進して参ります。
【バスの車内事故防止についてのお願い】
車内事故の防止には、乗客のみなさまの協力も不可欠です。バスに乗車される際には、次の点にご注意いただくようお願いいたします。
1、走行中に席を離れると、転倒などにより思わぬけがをする場合があります。走行中の車内移動は危険であることをご理解いただき、バスが停留所に着いて完全に止まり、ドアが開いてから席をお立ちください。
2、やむを得ず運転者が急ブレーキをかけることもありますので、席が空いていない等の理由により、お立ちになってご利用いただく場合には、手すり・つり革にしっかりとお掴まりください。
また、関東地区バス保安対策協議会が車内事故防止に関する動画を作成しておりますので、ご覧ください。
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